同伴とは、お客様とキャストが一緒にお店に来店することで、お店の外で食事をしたりしてからお店にすることを言います。

会員制ラウンジ、キャバクラ、クラブに取り入られているシステムであり、同伴出勤すると同伴バックというバックがもらえます。

同伴は、あらかじめお客様の来店予定がわかるため、お店側からはとても喜ばれます。

同伴はお店の外でお客様と会うので、接客の気持ちは薄れがちですが、外で会うからこそ気遣いのできる女性となりお客様から喜ばれるような心掛けを意識していきましょう。

同伴のマナー

同伴は同伴バック以外では直接的なバックや時給が発生しないからと言っておざなりにする方もたまにいますが、同伴はお客様との距離感を縮める絶好の機会であり、次回の来店やこれから太客になる可能性をあげることもできるので、しっかりとしたマナーを身につけお客様に迷惑はかけないのはもちろん、気遣いのできる女性だなと思えれるようにしていきましょう。

時間厳守

時間厳守というのは当たり前のことなのですが、同伴では食事に行くことが多くお客様が予約をしていることが普通です。
決められた時間でお店に行かなくてはならないので遅刻は極力避けましょう。

もしも遅れてしまいそうな場合は早めに連絡することが大事になります。
前日にアフターで飲み過ぎて帰るのが遅くなり帰って寝たらもう夕方になっていたということもナイトワークをしていたら起こりうることです。

コース料理を予約していたら遅刻は厳禁でああらかります。ですがあらかじめ遅れることを伝えておくと予約時間を遅れさせたり、コース料理を待ってくれたりすることもあるので、遅刻しそうだなとわかった時にはすぐに連絡しましょう。

ですが、遅刻しないことが一番なので時間には気をつけるようにしましょう。
毎回遅れると同伴の誘いもなくなり、こちらこらから誘っても、毎回この子は時間に遅れてくるから困るな、と思われてしまい同伴を断られてしまいます。

時間厳守という単純なことですがしっかりと守っていきましょう。

・遅れそうなときは早めに連絡する

同伴の時の服装は

会員制ラウンジやガールズラウンジ、クラブラウンジ、私服キャバクラは私服での出勤がokなのでいつものような格好で同伴も行って大丈夫です。

それに対してキャバクラやクラブに在籍しているキャストは同伴時の服装に悩みますよね。

キャバクラやクラブで働いている女の子は、お店に出勤してすぐワンピースやドレスに着替えるためラフな格好をしてくることが多いかと思います。
同伴がないときはそのような格好で良いのですが、同伴のときはそのような格好はマイナスイメージとなってしまいます。

普段店内で見る格好はドレスを着て華やかさがあるのに、私服があまりにも地味であるとがっかりしてしまう男性が多いです。

同伴中は自分の彼女とは行かないまでも、良い女性と一緒に食事をしているという優越感に浸っている男性も少なからずいます。

同伴の時に印象が良い服装はワンピースやツーピース、スカートなどの清楚系な服装です。
割烹料理やお寿司、フレンチやイタリアンなどの落ち着いた雰囲気のお店に合うような服装を心掛けましょう。

あまり派手すぎる格好をするといかにも同伴しているなという風に見られてしまうので、派手すぎない清楚系な服装で同伴しましょう。

その時に、靴はスニーカーは避けるようにしましょう。
できればヒールのある靴を履くのがベストです。

ドレス姿のあなたとは違う自分を見せる機会でもありますので、良いギャップ萌えを狙えるように服装にも気を遣っていきましょう。

・TPOを考えた服装で！
・私服でギャップ萌えを狙うチャンス

食事のマナー

同伴では意外と食べ方も見られるので、恥ずかしくないくらいの最低限の料理のマナーは覚えておきましょう。

食べる時にそしゃく音が目立つのはNGです。男性が幻滅してしまうのもあるし、聞いていて不快になるので気をつけましょう。

音を立ててはいけないといったことと同じでナイフやフォークを使うときに食器とぶつかって音を出すのもマナー違反となります。

他には和食、中華、フレンチ、イタリアンなどによって細かいマナーがあります。細かく覚えておく必要はありませんが一応紹介しておきます。

和食のマナー

和食での食事は基本的に左側からか、手前から食べるのがマナーとなります。

和食の席でお茶碗やお椀を手に持たずに箸だけ持って食べるのはマナー違反です。
また、お箸を置く時はお茶碗など上におかずに箸置きの上に置きましょう。

汁物を飲む時には箸先をお椀の中にいれ具を押さえながら飲みます。
具はお椀に口をつけて汁と同時に飲まないようにお箸で食べましょう。
食べ終わったら蓋は元通りに戻すようにましょう。

握りずしの食べ方でネタを上にしてシャリに醤油をつけて食べるのは間違いです。
正しくはお寿司をひっくり返してネタを下にしてネタに醤油をつけて食べます。
醤油にわさびを溶かす人も間違いです。
わさびはお寿司に直接乗せて食べるのが正解です。

醤油はあらかじめ大将がつけてくれて出してくれたり、オススメの食べ方を教えてくれたりするので、困ったときは大将に尋ねてみましょう。

軍艦巻きに醤油を付ける時は「ガリ」を使って食べます。
ガリをハケのようにしてネタに醤油を付けるのが軍艦巻きの正しい食べ方です。

洋食のマナー

肉料理を食べるときは、一度に全部切らないで食べる分だけ切るのがマナーとなります。
この時、切るのは左側から切りながら食べます。

スープは音を立てずにスプーンですくうようにして飲みましょう。
この時に食器を持ち上げて飲むのはマナー違反となるので、食器は置いたまま飲むようにしましょう。

フレンチやイタリアンなど細かいマナーはたくさんありますがここではだいたいこれだけ覚えておけばokといったものだけ紹介しました。
もし気になるさいは、食事に行く前に調べてから行ってみましょう。

中華のマナー

中華料理ではテーブルに器を置いたまま食べます。
持ち上げていいのは箸、レンゲ、グラスだけです。

和食と逆で、汁物を飲む際は箸はテーブルに置いて飲みます。
箸を持ったまま飲むのはマナー違反です。

匂いに気をつけよう

食事をする際にもう一つ気をつけておきたいのが匂いです。

料理は香りを楽しむものでもあるし、その空間には自分だけではなく他のお客様もいます。
食事をする際には香水をつけるのはマナー違反となるので気をつけましょう。
つけるタイミングとしては食事が終わりお店を出る時に化粧室でつけてくるか、お店に戻ってからにしましょう。

また、タバコの臭いも周りを不快にさせる場合があるので、喫煙所が他の場所にあったとしても食事が終わるまでは避けるようにしましょう。
喫煙所で吸ってきても髪の毛や洋服に臭いがついてしますので、タバコを吸わない人からすると臭いを感じるので不快となります。

・香水やタバコの臭いに気をつけよう

会計時は

いくら同伴でお客様がご馳走してくれるからといって、奢られるのが当たり前といった態度をとるのはやめましょう。

「ごちそうさまです」「美味しかったです」としっかりと感謝の気持ちが伝わるようにしましょう。

男性からもご馳走してよかったなと思われれば次の同伴にも繋がるし、来店も増え売上UPにもなります。

・感謝と気持ちをきちんと伝える

同伴の誘い方

同伴するには自分から誘って行くことも大事になります。
自分が人気なキャストであれば毎日のようにお客様から同伴しようと連絡が来ますが、最初は自分からアクションを起こすことが大切です。

いきなり自分から誘わない

お店に来てまだお客様が少ない回数だったり、本指名をもらってないお客様を誘うのは嫌がられてしまいます。

無理に同伴狙いをせずにまずは指名を取り、日頃のラインをマメにしたり、アフターに誘われたらなるべく行くようにしましょう。
そうするとこちらから誘っても嫌味なく誘えるしお客様も快く応じてくれます。

・同伴はお客様との関係が深くなったタイミングで

無理に同伴出勤しない

お客様の中には同伴はしたくないけどお店の外で会いたいだけといったお客様もいます。
そういったお客様を無理矢理、同伴へ誘ってしまうとそのお客様と関係が悪くなってしまうので、同伴できなくてお金にならなかったとは考えずに、次は同伴してもらえるように頑張ったり、本指名で来てもらうようにしましょう。

最後に

同伴はキャバクラ、クラブだけではなくラウンジでも必要となって行くことです。

同伴バックで稼いだり、指名で長く来てもらったり、美味しいところに連れて行ってもらったりとたくさんのメリットがあります。

いざ、同伴をするとなった時のために同伴でのマナーを理解しておいて、お客様から気の利く良い子だなと思われるような振る舞いをできるように心掛けていきましょう。